メカニカルキーボード比較 静音タイプ【ピンク軸】

2023年1月9日

空と君と明日の悠衣(ユイ)です。
普段使っているメカニカルキーボードについて今回は記載してみたいと思います。
今までキーボードを購入するときは、値段は安いもので普段プレイしているROがやりやすいように
Fキーが4つずつに分かれているものであることくらいしか考えずに購入していました。
夜や職場で利用することが多いので手ごろなメカニカルキーボードで静音タイプのものを検討し始めました
Amazonで探したりするとおそらく候補にあがるのは2つだと思います。
■FILCO Majestouch 2

■ARCHISS ProgresTouch RETRO


どちらも購入してみましたのでこれから購入を検討している方がいらっしゃいましたら参考になれば幸いです。
本来はどちらもテンキーレスタイプが欲しかったのですが、ARCHISS ProgresTouch RETROの方はテンキーレス版の在庫がなくなっておりましたので、テンキー付きのものを仕方なく購入しております。

——————————–(2022/6/13追記)——————————————
1年ほど使いましたが、個人的にはFILCO Majestouch 2の方が使い勝手がいいように感じています。
ゲーム中の謎解きなどでかな表記がないと解けない、または面倒なことがあったりするので大きな部分になっていると思います。
ピンク軸を探している人の多くは静穏性を特に重視していると思いますが、通常のキーボードに比べると確かに静かな音です。
ただし、入力を急いで押し込んだりしているとやはり音は出ますのでそこはご注意頂ければと思います。
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どちらもCHERRY MX Silent Red〔静音軸〕を採用しており、基本的に押し込んだ時のクリック音のようなものは出ない作りになっておりますが、少し入力を急ぐとそれなりの音出ることになります。

このキーボードたちを使う前まで利用していたキーボードはメンブレンタイプのものでした
■ロジクール K275
入力が雑なのか入力していて気になるレベルでメンブレンタイプのものを使っているときは擬音で表すとカタカタというよりもガチャガチャと頑張って入力していますといった感じでした。
静音タイプのキーボードにしてからは一つを押したときはスコスコといった感じで、今までと同じ押し方をしても結構音の大きさは抑えられるようになったかなと思います。
ただ押し込んだ後に内部のバネが戻る音が少し気になる方もいるかと思います。

この静音メカニカルキーボード2台の違いですが、
・キーキャップの作りが違う。
・大きなキーキャップの接続方法に違いがある
・清掃のしやすさ
・接続ケーブルの違い
・ケーブルガイドの違い
・本体裏に入力制御の存在の有無

このような違いがありましたが、私個人としては
FILCO Majestouch 2の方が使いやすさがあるような気がします。
また、今回は少しでも静音化してみたいと思っておりますので、
どちらにも静音化リングを1つセットした状態で使っております。
2個つけると入力の際に強く押し込まないと反応しなかったので、手が疲れると判断したためです

では、詳細に入っていきます。

■キーキャップ
2色形成で擦れても文字が消えないタイプかどうか
かなの表記がなくシンプルなデザインかどうか
といった違いがあります。
ここは完全に好みの部分となります。
理想は2色形成でカナ表記もある、といったタイプのキーキャップになってたらなぁと今は思っています。
【FILCO Majestouch 2】
単色形成のかな表記ありのタイプ
【ARCHISS ProgresTouch RETRO】
二色形成でかな表記なしのシンプルタイプ

■大きなキーキャップの接続
大きなキーキャップはどこを押してもきちんと反応するようにキースイッチ以外に2か所接点が存在しています。
ここを接続するための形に違いがあります。
ここは画像の方がわかりやすいかと思います。
金属パーツが入ってると錆びの心配があるため独立したパーツの方が長く使いやすいと思います。
【FILCO Majestouch 2】

プラと金属で連動もさせてるタイプ
取り外しが2段階で若干面倒な感じ
【ARCHISS ProgresTouch RETRO】

独立したパーツで取り外しも一回で完了

■清掃のしやすさ
清掃のしやすさについては2種類考えられます。
キーとキーの隙間がある程度空いてること、枠毎に独立していること
昔使ったことのあるキーボードはあちこち隙間があり、清掃が大変だったなって思ったりしました。
なるべく独立した形状になっていたり、キーを外した時に内部の基盤が見えない構造になっていることが重要だと思います。

【FILCO Majestouch 2】
キーとキーの隙間はそこまで広くないがキチンと独立した形状。
内部の基盤が見えないのでキーの取り外しをしたらきれいに清掃ができると思います。
【ARCHISS ProgresTouch RETRO】
キーとキーの隙間もそれなりに広くとられており、独立した形状。
内部の基盤が見えるので内部にゴミが入り込む可能性がありますが簡易清掃は比較的楽だと思います。

■接続ケーブルの違い
本体とPCに接続するケーブルは一体型か独立かの違いがあります。
ケーブル部分のみの破損の場合独立していればケーブルの変更のみで修理が可能なので
出来れば独立型の方が利便性が高いと思います。
【FILCO Majestouch 2】
一体型

【ARCHISS ProgresTouch RETRO】
独立型

■ケーブルガイドの違い
キーボードを設置する場所によってはケーブルを出す位置を変えたいことってあったりしますよね。
そのためケーブルガイドがあると設置の際より便利になるかと思います。
【FILCO Majestouch 2】
ケーブルガイドなし
本体中央上側からケーブルが出てくる
【ARCHISS ProgresTouch RETRO】
ケーブルガイドあり
本体中央上部、本体側面の上部からケーブルを出すことが可能

■入力制御の存在の有無
キーの有効無効、キーの位置の入れ替えの設定が可能。
こちらの機能につきましては、私自身使うことがないのであってもなくてもいいかなと思っています。
【FILCO Majestouch 2】
入力制御機能なし
【ARCHISS ProgresTouch RETRO】
入力制御機能あり

ここまでの比較をするとARCHISS ProgresTouch RETROの方が評価が高い点が多くなっています。
しかし、内部の基盤が見える構造になっているところが一番気になっており、
キーキャップの表記なども含めると個人的にはFILCO Majestouch 2の方が気に入っています。
重要視する点は個人によってだいぶ変わってくるかと思います。

ARCHISS ProgresTouch RETROの方は可能であればキーキャップを変更して職場の方で利用すればいいかなと思っています。

ではまた。